考察

会話ってじゃんけんっぽいかも

こんにちは、OdagiriJです!
今回は、「会話ってじゃんけんっぽいかも」という話をしたいと思います。
みなさんは、人との会話は得意ですか?苦手ですか?
今回の記事を読めば、会話に苦手意識がある人も、なんとなく会話のコツがつかめてくるかもしれません。

会話を「じゃんけん」ととらえる

会話が苦手な人は、「何をしゃべるか問題」が常につきまとっているのではないでしょうか。
目の前にいる相手に対して、「どんな話題を振ろうかな」「どう返そうかな」なんて考えすぎてる人もいそうですね。
ですが、「会話はじゃんけん」と考えれば、実にシンプルなものです。
じゃんけんって、グー、チョキ、パー、何を出してもいいわけです。
どの手を出すかで思い悩む必要もありません。出す手に深い意味なんかなくてもいいのです。
しかし、普通のじゃんけんとちがう点もあります。
それは、同時に手(コメント)をだすのではなく、交互に手(コメント)を出し合うということです。
また、会話はコメントの選択肢が3種類どころか無数にあります。無数にあるからこそ、何を言おうか迷ってしまう場合もあるでしょう。
しかし、「対応スタンス」を3種類に類別してしまえば、途端にシンプルになります。

相手が出してきた手(コメント)に対して、どう返すか

例えば、相手が何か言ってきたとします。そのコメントを仮に、じゃんけんのグーとしましょう。
そのグーに対して、自分は何で返すか。ここで、対応スタンスを3種類に分けます。
相手がグー→自分もグー  あいこ(共感・同意のスタンス)
相手がグー→自分はパー  勝ち(ツッコミ・からかいのスタンス)
相手がグー→自分はチョキ 負け(賞賛・自虐のスタンス)

コメントは無数でも、対応スタンスだけでもこの3つに絞れば、かなり会話はシンプルになり迷わなくなるのではないでしょうか。
ただし、会話を楽しいものにするには、勝ちっぱなし、負けっぱなしではなく、それぞれバランスよく出すのがいいのかなと思います。
また、相手によっては「からかわれるのが苦手」という場合もあるので、相手の反応を確かめながらスタンスを調整していくといいでしょう。

もちろんこちらが先に手(コメント)を出す場合もある

当然、会話の始まりはいつも相手からとは限りません。
自分が話しかけて会話が始まる場面も当然あるわけです。
会話の入り口も、3種のスタンスは変わらず使えます。
ですが、いきなり「勝ち気スタンス」から入るのは、かなり関係性ができてないと危険なのは言うまでもないですね。
やはり「対等スタンス」から入り、徐々に会話を展開する中で他のスタンスも出してみるといいでしょう。

会話は勝ち負けではなく、じゃんけんという”遊び”

ここまで会話をじゃんけんに例えてきましたが、会話は勝ち負けではありません。
楽しい「遊び」なのです。
ただし、「勝ち」「負け」「あいこ」どのスタンスを出すにしても、そこには自分の意思が伴い、性格や人間性が現れてしまいます。
自分だけずっと勝とうとするのではなく、時には負けて相手を立てたり、時には共感を示したりして繋がりを深めることも大切です。

いかがでしたか?
会話が苦手な人も「じゃんけん遊び」だと思えば、楽しめるようになるかもしれません。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

OdagiriJ
中学校の教師をやっています。 このブログがみなさんにとって少しでもプラスになりますように! お問い合わせは、InstagramのDMからお願いします。
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