考察

ポジティブより良いかも?”フツティブ”のすすめ

こんにちは、OdagiriJです!

さて、みなさんはポジティブな方ですか?
「ポジティブです!」と胸を張って言える人もいれば、「なりたいけどなれない…」という人もいるでしょう。
また、「ポジティブでいられるときもあるけど、なんだか疲れてしまう」という声もよく聞きます。

今回は、そんな「ポジティブ/ネガティブ」という二元論を超えた新しい考え方、
その名も「フツティブ」についてご紹介します。

「フツティブ」ってなに?

「フツティブ」とは、「普通でいようとする心理状態」のこと。
これは造語ですが、日々の中で自然体を保つためのとても大事なスタンスだと思っています。

ポジティブでいようとするのも、ネガティブを抑え込もうとするのも、
実はどちらもけっこうエネルギーを使いますよね。

そんなときに、「もうポジとかネガとか、どっちでもいいや」と思える中間地点。
それが「フツティブ」です。

フツティブでいるメリット

余計な感情に振り回されない

ネガティブだけでなく、ポジティブも、ときに余計な刺激になります。
テンションが上がりすぎて集中力を欠いたり、目移りして作業が止まってしまうことも。
また、「ポジティブでいなきゃ!」と無理をすると、反動でどっとネガティブになることもありますよね。

フツティブは、そんな起伏に振り回されず、自然体のままで穏やかに過ごせる状態です。

習慣化には「フツティブ」が最強

勉強、運動、努力、目標達成…。
どれも「ポジティブなやる気」だけでは続かないものです。
一方でフツティブなら、「やるのが普通」「やらない方が不自然」という感覚で自然と手が動きます。

気合もやる気もいらない

感情が入らないから迷いがない

脳が高揚感を求めすぎないから、スマホ依存や寄り道にも強くなる

まさに継続の土台となる心の在り方です。

世の中をフラットに見られるようになる

ポジティブかネガティブかで物事を捉える癖があると、
ニュースや人の言動にも一喜一憂してしまいます。

でもフツティブでいられれば、
「ただ起きた事実」として受け止め、
必要以上に心を乱されることが減っていきます。

ポジ・ネガ・フツ 比較表

ポジティブ・ネガティブ・フツティブの3つのスタンスを、ざっくり比較してみました。

状態 感情の動き エネルギー消費 習慣化への影響 他人との比較
ポジティブ 上がる 大きい 波あり 優越感/期待感
ネガティブ 下がる 大きい 続かない 劣等感/不安
フツティブ 安定 小さい 積み重ねやすい 執着なし/フラット

フツティブは「ぶれない」「疲れない」「続けやすい」。
この特徴は、日々をしっかりと歩いていく上でとても強い味方になります。

おわりに 〜それがフツティブ〜

「フツティブ」は決して地味じゃない。
むしろ、穏やかで、寛容で、優しい強さを持っているのです。

「肯定するぞ!」と決意しなくても、自然と肯定できている状態

いいも悪いも、ありのままをそのまま受け入れていける状態

「普通」であることに怯えず、深く考えすぎない姿勢

自分の良さは、ただ普通にしているだけで自然と滲み出ると知っている心持ち

それが、フツティブです。

以上、「フツティブな生き方」についてでした。
ピンと来た方は、ぜひ今日から少しずつ意識してみてくださいね。

OdagiriJ
中学校の教師をやっています。 このブログがみなさんにとって少しでもプラスになりますように! お問い合わせは、InstagramのDMからお願いします。
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