こんにちは、OdagiriJです!
人生は、ときに「じゃり道」を歩くようなものですよね。
足元が不安定で、踏み出すたびにぐらつきます。靴底には小石が挟まり、歩きにくさは増すばかりです。
そんな道も、よろけながら進むしかありません。大切なのは、目線を下げすぎず、遠くを見つめ続けることです。足元ばかりに意識を向けていると、じゃりの一つ一つが気になって、前に進むスピードが落ちてしまいます。
「じゃりの1つ1つに立ち止まっている暇はない」という感覚を忘れないことが、人生を進むうえでとても大事なのです。
じゃり道はどう歩く?
じゃり道を歩くとき、どうしても足元の不安定さに注意を奪われがちです。
石を踏むたびにバランスを崩し、つい立ち止まりたくなります。しかし、そのたびに止まっていては、目的地にたどり着くまでに大きな時間を要してしまいます。
人生におけるじゃり道も同じです。小さな障害や違和感は、歩みの中で必ず出てきます。それらに過剰に反応するよりも、遠くの目標を見据えて歩き続けるほうが、結果的に前進できます。
不安定な道を歩くには、多少のよろけを受け入れながら進む柔軟さが必要です。完璧にまっすぐ進もうとするよりも、ふらつきながらでも一歩を重ねることが大切です。
嫌なことはじゃり
嫌な出来事・人・感情を「じゃり扱い」してみましょう。
* あの人に言われた心ないひと言
* 何度も思い返してしまう過去の失敗
* 苦手な相手との会話後に残るモヤモヤ感
こういったじゃりは、放っておけば心の中に居座り続けます。そして、気にすればするほど歩みを遅らせます。
人生では、じゃりを完全になくすことはできません。避けるよりも、踏みながら前へ進む意識が大切です。
嫌な出来事に対しても、「これも道の一部」ととらえることで、気持ちはずっと軽くなります。
楽しいことも時にはじゃり
じゃりはネガティブなものだけとは限りません。
一見楽しいことも、ときには足を取る小石になり得ます。
スマホ、動画、SNS、ゲーム……。これらは短時間なら息抜きになりますが、やりすぎれば本来の目的を忘れさせる要因になります。
現代は、企業やサービスがあらゆる方法で私たちの注意を引きつけ、時間を使わせようとしています。
楽しんでいるようで、実は「楽しまされている」だけになってしまうこともあります。
もちろん、寄り道や息抜きは人生に必要です。しかし、方向感覚を失ってしまえば、どれほど楽しんでも目的地には近づけません。楽しいことも、ときには“じゃり”になるという視点を持っておくと、自分の時間の使い方をより意識できるようになります。
目的地がないならじゃりの相手をしてもいい
じゃり道の通り方は、目的地(目標)の有無によって大きく変わります。
もし、この先に明確な目的地がないのであれば、立ち止まってじゃりと向き合ったり、遊んだりしながら進む生き方も悪くはありません。
しかし、目指すゴールがある場合は、話が違います。
スピードを落とさず、まっすぐ進むことが必要です。道が不揃いであっても、足取りが完璧でなくても構いません。大切なのは、方向を見失わないことです。
おわりに
人生は「どの道じゃり道」です。
嫌な出来事や誘惑、足を取る小石はなくなりません。
しかし、遠くを見据えて歩き続ければ、そのじゃりもやがて景色の一部になります。
振り返ったとき、足跡は一直線でなくても、美しい曲線を描いているはずです。
立ち止まらず、ふらつきながらでも、今日も一歩前へ進んでいきましょう。