こんにちは、OdagiriJです!
年を重ねることについて、みなさんはどんなイメージを持っていますか?
「若い頃が一番良かった」「もう年だから…」と、ついマイナスにとらえてしまう人も多いかもしれません。でも、本当にそうでしょうか。年齢を重ねることは「古びていく」ことではなく、むしろ「新しくなっていく」ことだとしたら?
今回は、そんな発想の転換についてお話ししたいと思います。
年齢は老若、西暦は新旧
例えば、自分が今40歳だとした場合。20歳の頃を思い返すと、「あの頃は若かった」とか、「今はあの頃より少し年老いた」というように、年齢は多くの場合「若」か「老」の二択で考えることがほとんどですよね。
さて一方で、西暦というものがあります。例えば今は2025年。
この2025年から見て1990年頃を振り返ってみるとどうでしょう。テレビは箱型、携帯電話はポケベル、パソコンも今のようにノート型なんてものはありませんでした。
この両者を私たちは「古い時代」「新しい時代」と表現します。
つまり西暦は「古い」か「新しい」かの二択で比較しているのです。
年齢は「老いていく」のに、西暦は「新しくなる」?
年齢も西暦も同じ「年を重ねている」ことには変わりないのに、年齢は「老若」の二択、西暦は「新旧」の二択になります。
しかも西暦の場合、年を重ねれば重ねるほど「新しく」なっていきます。
人間が年を重ねるほど「老いていく」のに対して、西暦はその真逆をいっているわけです。
人によっては「西暦ってずるい!年を重ねても老いないどころか新しくなっていく!」って思う人もいるかもしれませんね。
「西暦さん」と同じように、年を重ねるごとに新しくなってみよう
では人間も、”西暦さん”と同じように年を重ねてみればいいのです。
人によっては誕生日に「またひとつ年をとってしまった」と嘆いてしまうことがあります。
しかし、西暦がひとつ前進するように、「またひとつ新しくなった」ととらえてみる。
過去の自分は「若い」ではなく「古い」ととらえ、年をとった自分を「老いた」ではなく「新しい」ととらえる。
そう考えることで、私たちはいつも「真新しい自分」でいられるのではないでしょうか。
毎年、毎日が「最新型の自分」としてアップデートされていく。
もしそんなふうにとらえられたら、年齢を重ねることに不安や後悔を抱くのではなく、むしろ楽しみに変えていけると思うのです。
おわりに
「年を重ねる」という言葉にネガティブな響きを感じるのは、私たちが「若さ=良い」「老い=悪い」と無意識に思い込んでいるからかもしれません。
けれども、西暦や年号のように「新旧」で考えれば、年をとることは決してマイナスではなく、むしろプラスです。
今この瞬間の自分は、人生の中で最も新しいバージョン。
昨日の自分より今日の自分の方が「新型」なのです。
年を重ねることを「老いる」ではなく「アップデート」として楽しむ。
その意識を持つだけで、これからの人生はぐっと明るく、前向きに感じられるはずです。
毎日、毎年を「最新の自分」として生きてみましょう。