考察

だめと思うのがだめ!「いいこと」に貼り替えてみよう

こんにちは、OdagiriJです!

私たちは日々の暮らしの中で、何気なく「これはよい」「これはだめ」とジャッジをしています。けれど、その判断の多くは自分で決めたものではなく、社会や周囲の雰囲気によって刷り込まれたものかもしれません。特に「ネガティブ」「失敗」「不安」といった言葉に対して、多くの人は自動的に「悪いもの」とイメージしてしまうでしょう。けれど本当にそうでしょうか?
今回は、そんな「自動的なラベルづけ」を一度はがし、自分にとって都合のよい「いいこと」へと貼り替える視点を提案したいと思います。

「悪いと思うこと」が悪い

「ネガティブ」という言葉そのものには、もともと善悪はありません。ただ「ネガティブ=悪い」というイメージが社会的に強調されてきただけです。つまり「ネガティブが悪い」のではなく、「ネガティブを悪いと思い込むことが悪い」とも言えるのです。
では、思いきって「ネガティブ=いいこと」とラベルを貼り替えてみてはどうでしょう。根拠や理屈はいりません。あえて真逆の仮説に触れることで、気持ちに余白が生まれます。「ネガティブは悪いことじゃない」「むしろいいことなんだ」と捉え直した瞬間、心のブレーキは少しずつ緩み、行動が楽になります。

勝手に「いいこと」にしてしまおう

同じように、マイナスのラベルを貼られた言葉たちは、自由に「いいこと」へと書き換えることができます。
失敗はいいこと
不安はいいこと
緊張はいいこと
悲しみはいいこと
痛みはいいこと
失うことはいいこと

こうして貼り替えると、「悪いことだから避けよう」とブレーキを踏んでいたものが、「いいことだから進もう」とアクセルに変わっていきます。その結果、挑戦や学びのきっかけが増えるのです。

ただし、この方法は万能ではありません。たとえば「人に迷惑をかけるのはいいこと」という貼り替え方には注意が必要です。「迷惑を恐れず挑戦する」という意味ならプラスに働きますが、実際に人を困らせてしまっては本末転倒です。大切なのは、自分のモラルと照らし合わせながら、うまく活用していくことです。

「いいこと」にして楽になろう

世の中の多くの言葉は、誰かが勝手にラベルを貼っただけのものです。そのラベルに縛られ続ける必要はありません。「悪い」とされてきたことも、自分にとっては「いいこと」かもしれない。そう考えるだけで、心はぐっと自由になります。
失敗しても、不安を感じても、緊張しても、それらはあなたを前に進ませる力になります。言葉に貼られたイメージを自分の手で選び直し、「いいこと」へと貼り替えてみませんか? きっと今より軽やかに、挑戦を楽しめる自分に出会えるはずです。

OdagiriJ
中学校の教師をやっています。 このブログがみなさんにとって少しでもプラスになりますように! お問い合わせは、InstagramのDMからお願いします。
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