考察

「くらいで」で落ち込み感情を最小化!

こんにちは、OdagiriJです!
さてみなさん、何かに失敗して落ち込むことや引きずること、ありませんか?
これまでも「失敗からの立ち直り方」をいくつか提案してきましたが、こういうアイディアはいくつあってもいいものです。人生で大事なのは「どんな気持ちで過ごすか」ですから。
今回は、失敗そのものが大した失敗じゃないように思えてくる、いわば呪文のようなワードを紹介します!

「◯◯くらいで」で落ち込みを最小化!

それが、「◯◯くらいで」という構文です。

例えば、好きな人に振られて落ち込んでいるとします。
普通、ここで元気を出したければ
「好きな人に振られたけど元気をだそう」
ですよね。
しかし、今回の構文を使うとこうなります。

「好きな人に振られたくらいで落ち込むなよ」

どうですか?なんか、ハッとしませんか?
あえて「くらいで」という強気なワードを使って、落ち込み感情そのものを「大げさだ」と否定しています。
ちなみにこの構文は、自分で自分に言う感じで使ってくださいね。
他人に言うとイラッとされると思います。
そして、「そうだよな。別に大したことないよな」と思いましょう。
このように「くらいで」は、重大だと思っていた事態を、軽く薄くする効果をもちます。

「くらいで」の例文いろいろ

他にも大きい事案でいえば、
「離婚したくらいで落ち込むなよ」
普通、「離婚は落ちこんでいいだろ!」と突っ込みたくなると思うのですが、何でしょうねこの達観した、人生の達人に言われているような構文。
「そっか、離婚って別に落ち込むことじゃないよな」と気付けます。
他にも、
「志望校、落ちたくらいで落ち込むなよ」
「夢が叶わなかったくらいで落ち込むなよ」
「ケガして入院したくらいで落ち込むなよ」
「お金損したくらいで落ち込むなよ」
「嫌われたくらいで落ち組むなよ」

また、”落ち込み”以外にも色々応用できます。
「勉強、飽きたくらいで中断するなよ」
「運動、疲れたぐらいでやめるなよ」
「騙されたくらいで怒るなよ」
「嫌なこと言われたくらいで怒るなよ」
「裏切られたくらいで恨むなよ」
「痛いくらいで騒ぐなよ」
繰り返しですが、人に言うのではなく、自分に言う用ですからね。

なんだか、ちょっとやそっとじゃ動じない「鉄壁の人」になれる気がしませんか?
涼しい顔でノーダメージっぽくいられたらカッコいいですね。

「くらいで」は、嬉しいことにも使える

「◯◯くらいで」の構文は、こんな使い方もあります。

「好きな人と結婚できたくらいで喜ぶなよ」

どうですか?この構文は、嬉しいことにも使えるのです。
この場合、わざわざこの構文を使う意味は何でしょうか。

それは「冷静になれる」「当然のこととして受け入れられる」ということです。
特に「まだ叶っていないこと」に対してこの構文を使うと、効果的です。
例えば、「今できていること」って、いちいち喜んだりしませんよね。
呼吸したり、食事したり、買い物したり。
「叶ったら嬉しいこと」を「あたりまえのこと」に落とし込んでいくことで、じわじわ現実味を帯びていくのです。

一方、「叶ったらいいのに」とか「叶ったら嬉しいな」と思っているうちは、なかなか「夢」の域を出ないですよね。
「叶って当然」「そうなるのが当たり前」くらいの強気でいいんです。だから、
「好きな人と結婚できたくらいで喜ぶなよ」
「志望校に受かったくらいで喜ぶなよ」
「収入が上がったくらいで喜ぶなよ」
「夢が叶ったくらいで喜ぶなよ」

この心構えです。
ホームラン王になる選手って、いちいちホームランで喜ばないじゃないですか。
スコーンと打って、無表情で返ってくる、あんな感じです。
「ホームラン打ったくらいで喜ぶな」と自分に言い聞かせているかもしれませんね。

おわりに

今日は、「◯◯くらいで」の構文についてでした!
落ち込んだときも使えるし、浮かれそうなときにも使える、優れものです。
ぜひ日常に取り入れてみてくださいね!

OdagiriJ
中学校の教師をやっています。 このブログがみなさんにとって少しでもプラスになりますように! お問い合わせは、InstagramのDMからお願いします。
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