はじめに
こんにちは、OdagiriJです!
今回のテーマは「お金」についてです。
「お金」や「儲けるという行為」に、なぜか遠慮や罪悪感を抱いてしまうことはありませんか。
必要で大事なものなのに、どこかで「きれいじゃない」「卑しい」というイメージを持ってしまう。そんな人も多いと思います。
そこで今回は、「お金」の本来の良さについて、改めて考えてみたいと思います。
なぜお金にマイナスイメージがつくのか
そもそも、なぜ私たちは「お金が欲しい」と思いながらも、どこか引け目を感じてしまうのでしょうか。
例えば、渋谷のスクランブル交差点の上空から1万円札が何枚も舞い落ちてきたとします。
人々が押し合い、怒号を飛ばし、必死にお金をかき集める——そんな光景を想像すると、少し「醜い」と感じませんか。
このイメージこそが、お金にまつわるマイナス印象の正体です。
お金そのものに罪はありません。
しかし、手に入れる方法が正当でないと、ニュースや事件として報じられ、私たちの頭の中に「お金=悪い」という図式が刷り込まれます。
万引き、詐欺、ブラック企業、強盗…こうした出来事は強く記憶に残りやすいのです。
小さい頃からの刷り込み
さらに、「お金は大事にしなさい」という教育や、「慎ましい暮らしが美徳」とされる価値観も影響しています。
また、「お金は汗水たらして働く対価」という考えが強い人ほど、効率的に増やす方法に違和感を抱きがちです。
「お金より大切なものがある」というきれいな意見も、無意識にお金を避ける感情を生み出しているかもしれません。
しかし、正当な方法で手に入れたお金に罪悪感を持つ必要はありません。
お金は私たちが生きていくうえで欠かせない存在ですし、あればあるほど安心や可能性が広がります。
火・水・電気との共通点
ここで、お金の位置づけを理解しやすくするために、火・水・電気との共通点を考えてみましょう。
電気:便利ですが、感電や漏電火災の危険があります。
火:料理や暖房に欠かせませんが、火事ややけどの危険があります。
水:生命に不可欠ですが、洪水や溺死の危険があります。
どれも生活を支える大切な存在ですが、使い方を誤ると命に関わる危険があります。
お金も同じです。正しく扱えば暮らしを豊かにしますが、浪費や借金トラブル、詐欺などの原因にもなります。
それでも私たちは、電気や水や火を「危険だから」と避けて生活はしません。
大切なのは、避けることではなく、正しく安全に使うことです。
お金は「ありがとう」の形
正当に稼いだお金は、多くの場合「ありがとう」が形になったものです。
商品やサービスを提供し、その価値と同等のお金が支払われる。
これは「お金と価値の交換」であり、どちらかが一方的に得をしているわけではありません。
それなのに、お金を受け取る側だけが「ありがとうございます」とへりくだることが多いものです。
本来は、お互いに「ありがとう」と言い合える対等な関係のはずです。
お金は喜びを循環させる
さらに、お金は使うことで誰かを喜ばせる力を持っています。
自分のために使えば、自分が喜ぶ。
お店で使えば、お店の人が喜ぶ。
誰かにプレゼントすれば、相手もお店も喜ぶ。
一つの支出が、複数の「喜び」を同時に生み出すこともあります。
つまり、お金は「喜びの素」。稼ぐだけでなく、喜びを広げるために使うことで、その価値は何倍にもなります。
まとめ
お金に対してこれまで抱いてきたマイナスイメージを、少し手放してみませんか。
正当に稼いだお金は、誰かからの「ありがとう」の証です。
そして使うことで、自分も、相手も、さらにその先の誰かも喜ばせることができます。
お金は悪ではありません。
火・水・電気と同じように、便利で大切な道具です。
危険を理解しつつ、正しく使えば、人生を豊かにし、喜びを循環させる力になります。
ポジティブな視点を持てば、お金はあなたの人生をまるごと明るくしてくれます。
どうせなら、お金を「遠慮する存在」ではなく、「喜びを運ぶ味方」として迎え入れてみませんか。